私たちの愛するペットが天国へと旅立った後、最後のお別れをどのように行うかは、ペットの飼い主にとって大切な決断です。
その１つとして「ペットの移動火葬車」がありますが、利用した際の「火葬時の煙」について気になってる方も多いのではないでしょうか。
「近隣に迷惑をかけるのではないか」といった心配もあって、どうするか悩んでる方も多いかと思います。
そこでこの記事では、ペット移動火葬車のサービスが、実際にどれほど環境や近隣に配慮されているのかを詳しく見ていきます。
目次
ペットの移動火葬車とは
ペットの移動火葬車とは、ペットが亡くなった際に、そのペットを自宅や指定された場所まで迎えに行き、その場で火葬を行うサービスを提供する車のことです。
このサービスは、ペットオーナーが愛するペットとの最後の時間を自宅など、プライベートな空間で過ごすことができるようにするためのもので、火葬後には骨を拾って遺骨をオーナーに手渡します。
移動火葬車には火葬炉が備え付けられており、適切な環境配慮や法規制を遵守しながら運営されています。
ペットの移動火葬車は「煙」は大丈夫なの？
ではここから「ペット移動火葬車の“煙”」などの問題について解説していきましょう
ペットの移動火葬車は、近所迷惑にはならないのでしょうか？
「煙は外に出ない」ので、近所迷惑は心配しなくてもOK！
最新のペット移動火葬車では、煙は外に出ない仕組みとなっているので心配する必要がありません。
煙が出ない仕組みについて詳しい説明は避けますが、簡単に言えば“煙ごと燃やしている”というのが煙が出ない理由になります。（そのほか、送風で煙や臭いをかき消すという方法も）
そのため、外に排出されるのは水蒸気のみで、近所迷惑などの不安もありません。
「臭い」の心配もいらない
火葬の際に気になるのが「臭い」ですが、現代の移動火葬車は無臭とする技術も高度に発展しています。
臭いを最小限に抑えるための高度な燃焼システムや、臭いを吸収するフィルターが使用されているので、この点も心配は不要です。
（※理由については、先ほどの“煙が出ない仕組み”と同じ）
車の見た目も「普通の作業者車（ハイエース）」
移動火葬車の外観は、一般的な作業車（ハイエースなど）と変わらないことが多いです。
これは、ペットの飼い主や近隣住民に配慮し、火葬車であることをあまり意識させないためです。
そのため、火葬中でも外観からは火葬車とは分からず、周囲に不快感を与えることはありません。
ペット移動火葬車の「注意点（デメリット）」
「ペット移動火葬車の注意点（デメリット）」についても少し解説していきましょう。
上空に「高温の熱風（水蒸気）」が排出される
ペットの移動火葬車のデメリットの一つとして、火葬の過程で上空に高温の熱風が排出されることがあります。
とはいえ、これは主に水蒸気であり、環境や周りに害はありませんのでご安心ください。
無音ではない（少しの騒音問題）
また、ペットの移動火葬車は完全に無音ではありません。
火葬時には燃焼器具の稼働音が発生しますが、これは日中の通常の生活騒音程度であり、特別大きな騒音にはなりませんが、気になる方は注意しておきましょう。
【まとめ】ペット移動火葬車の煙・臭い
ペットの移動火葬車は、煙や臭い、見た目や音といった点で、ペットオーナーと近隣住民への配慮がなされています。
これらのサービスは、適切な技術と管理のもとで行われるため、近所迷惑になることはほとんどなく、ペットオーナーにとっては自宅で静かにペットとのお別れをするための貴重なサービスです。
しかし、利用する際には高温の熱風や僅かな騒音の問題に留意し、必要に応じて周囲への配慮を忘れないようにしましょう。
>>ペット葬儀110番の「メリットデメリット」
